LINEスタンプを3時間で作った結果
審査通っちゃった。
「雑かわいいスタンプ」です。リンクはこちら↓
http://line.me/S/sticker/1217658
落書きクオリティで提出したけど大丈夫でした。スタンプ販売の規約に従っていれば、どんなに下手な絵だって販売することができるようです。
今日はその作り方から販売までの流れを紹介したいと思います。
前準備
当たり前ですがLINEアカウントを用意しましょう。 LINE Creators Marketにログインすることでスタンプの申請や、販売の管理などが行えます。
ログインしたら口座、またはLINE payの登録が必要となります。銀行口座に送金すると手数料がかかるのでLINE Payがお得かもしれません。
知っておくべきこと
画像ファイルは以下の表のフォーマットに従わなければなりません。 詳細はガイドラインから確認できます。
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加えて画像ファイルの縁に10px程余白が必要です。 簡単なようですがこれを42個もやるのはなかなか面倒です。
効率よくスタンプを作る
フォーマットまで考えて作るのは一苦労。 簡単に作る方法を探してみると、テンプレートを提供している方がおられました。 素晴らしい。ありがたや。
使い方は簡単。テンプレートファイルをダウンロードしてイラストレーターで開きます。
あとは枠のなかにお絵かきしていくだけ。こんなかんじ。
書き終わったら、スクリプトファイルを実行します。
するとフォーマットに準じたpngファイルが42個作成されるわけです。
なんと便利なことか。
10px余白のレイヤーが付いているので位置決めも楽ですし、スタンプショップのレイアウトと同じ4列10行の並びになっているのも良いですね。
あとは出力されたpngファイルをまとめてzipに圧縮します。 制作作業自体はここまでです。
スタンプのアップロード
LINE Creators Marketのマイページから新規登録へ進み、先ほどのzipファイルをアップロードしましょう。プレビューページがあるので、レイアウトが気になる場合はチェックしておきます。
あとはタイトルやクリエイター名など必要な項目を入力して、申請リクエストを送信します。だいたい5日後に結果がメールで送られてきます。問題が無ければそのまま販売することが可能です!ガイドラインに沿わない場合リジェクトされるので審査前によくチェックしておきましょう。
実は1回リジェクトされた
最初のコンセプトは、「いかなる状況でも表情を変えない奴」でした。 全部顔同じにしてたんです。するとこんなリジェクトが。
※類似した構図・ポーズ・表情のスタンプが多数ございます
ということで全否定されたわけです。無念。
修正した
その他にも
- テキストに誤りがある(Stamp → Sticker)
- 背景の一部が部分的に透過漏れしています
- イラストの内部が透過されています
- 背景の透過漏れで白い点状の取り残しがあります
などボコボコにやられていたので、ほぼ書き直し状態。 最終的に今の販売しているものに訂正して再申請しました。
つくってみて
トータルして作業自体は3時間ほどでした。要領を得たので次はアイディアがあれば1時間くらいで作れるかも。(雑に早く作ることが良いわけじゃないけど) 販売までスムーズに行うためにも先にガイドラインは熟読しておきましょう。その後アイディアを固めたほうが良いです。
スマホだけでも作れるという記事も見かけましたが、このテンプレートには敵わないなぁ。イラストレーターやペンタブを揃えるのはなかなか難しいところですが...
出先でサクッとアイディアを書き出すのには良さそうです。ぜひ時間と環境の整っている方はお試しあれ。
最後にもう一回宣伝しときます。
スタンプページ↓
http://line.me/S/sticker/1217658
ぜひ使ってくださいね。